企業はESを通じてぶっちゃけ何が知りたい?

エントリーシート対策

エントリーシート(ES)を書く際に、留意しておくべき事項を筆者目線で解説いたします。筆者は現在大手企業(名前を言えば誰もが知っている会社)に務めており、人事ではないものの同期に人事の新卒採用担当がいたり、新卒の就活の面接をした事ある人が周りにもいるので、そこで聞いた話も踏まえて解説させていただきます。

そもそもエントリーシート(ES)とは?

ESとは、企業が採用する学生を判断するための第一関門となる書類の事です。主に聞かれる内容としては大きく2つ、「学生時代に頑張ったこと」「志望動機」があります。「あなたが学生時代頑張ったとは?」「弊社の志望理由を教えて下さい」という質問は殆どどこの企業でもあります。少し変わった質問の仕方をする企業もありますが、基本的には上記2つの質問と内容が被る場合が多いです。回答の文字数は筆者の経験則ですが400文字前後のところが多いです。(たまに200文字と短い場合や、1000文字と長い場合もあります)。

エントリーシートを通じて企業は何を知りたい?

学生のESを見て企業が知りたい事は、先ほどの内容と一部被りますが、「志望動機の強さ」「入社したら活躍してくれそうかどうか」「会社との相性」この3つかと思います。

①志望動機の強さ:企業側からすると、内定を辞退される事はなるべく避けたい事です。その為「本当にうちを志望しているのか?」「他企業ではなくうちを選んだ理由は?」をESを通じて察知します。また志望動機が強い事は働くモチベーションの高さにも繋がる部分があるので、志望動機が如何に強いかはかなり重要な要素になります。

②入社したら活躍してくれそうかどうか:言い方が少し悪くなってしまいますが、会社に入った時に使えそうな人間じゃないと、企業側は取りたくありません。ここの判断の対象となるのは、上でも記載した「学生時代頑張った事」の内容になると思いますが、企業側があなたのESを読んで、採りたいと思う要素は筆者的に大きく3つあると思います。「学生の時に凄い経験をしている(他の人と違う)」「メンタルが強そう(辞めなそう)」「うちの仕事向いてそう」。数百人、企業によっては数千人も学生が受ける中で、正直企業側も1個1個丁寧に読んでいると思えないですよね?少なくとも学生の時、私はそう思っていました。企業の人事目線に立てば、↑の3つの要素が光っている学生のESを優先的に通すのでは?と何となく分かるのではないかと思います。

③会社との相性:学生が志望している内容、学生時代の経験によって、「うちの会社と相性が良いかどうか」、企業は見定めると思います。例えば営業の会社なのに「毎日図書館に10時間こもって勉強頑張ってました」という内容のESがきたら、おそらくその学生を採らないですよね?また志望理由でも、企業があまり力を入れていない分野なのに「~の分野で活躍したいです!」という内容のESが来たら、それも採用される可能性は低いと思います。あなたがやりたい事と、企業の方向性が乖離していればESの通過率は低くなりますし、またESから見えるあなたの人物像と企業が採りたい人材の人物像が乖離していれば、それもESの通過を妨げる要因になるでしょう。

上記の様に、筆者は就活に関する情報を発信していきますが、大手の人材サービス企業が出している様な内容と重複しても面白くないので、「ぶっちゃけ」を交えながら就活対策について解説していきます。かなり現実的な内容を記載してしまう事もありますが、ご自身の就活に必要な情報を抜粋しながら、就活にお役立ていただければ幸いです。

次回は実際にエントリーシートの書き方について解説させていただきます。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました